今回は「メバルが釣ってみたい！」と言っていた仕事のお客さんが同行。ついさっきまで仕事で山にいたのですが、夕方は海にいます。

夕方陽があるうちの到着。
いつもの港では19cmの小気味よい引きを筆頭に、数尾釣れた。
渋くなってきたので次の港へ移動。

移動した港も渋い。
しかし、それは突然起こった。
コツン、というアタリのあと、ギューンとドラグが鳴った。
なんなのなんなの！？
いままでメバル釣りでは体験したことの無い引き。
だが、借り物リールの３LBラインなので無理は出来ない。
ドラグが止まると同時に根掛かりのごとく動かない。
根に潜った？　潜られた？
初めはボラかシーバスでも掛かったのかと思ったけど、
掛かったのはやはり根魚系？

引っ張っても動かないので、
ラインを送るとまたグングングンと強い引き。
ドラグを締めて慎重にやり取り。
掛かった直後からここまで、
カーディフはずっとバットから曲がりっぱなし。
目の前までやってきたけど、水面からの高さは１ｍ。
どうやって取り込もう？
引き抜ける？　ヤバイ？
まぁ、ここまで来たら釣ったも同然。
とりあえず何の魚か確認しようとライトを当てる。
そこにいたのは見たこともない大きさの、紛れもないメバル！
前に同行者が27cmを釣ったのを見たけど、
それが小さく見えるほどの大きさ。
魚屋でも料理屋でもこれほどのサイズは見たこと無い。
ゆうに30cmは越えています。
どひぇ〜！と思った瞬間、

バシャバシャ

ライトに驚いたのか、魚が暴れてフックが外れた……。
よく考えれば使っていたジグヘッドって
ほとんどシングルバーブレス。
いつものトラウトの感覚でいたのがそもそもの間違い。
尺メバルを何尾も釣っている人にしてみれば大袈裟だろうけど、
生涯で一度会うか会わないかのサイズだったかも。
マジで泣きそうになりました。

釣り仲間からは、
「ホントにそんなの釣れたの？」
と言われそうだが、信じようが信じまいが紛れもない事実。
いつかこのサイズのメバルを捕りたい。

一回だけ時間を戻せるなら、どひぇ〜！と思う前に戻ってラインブレイクを考えずにブッコ抜きたいなぁ。

ファーストヒットはムラソイ。根魚のチェイスが見えるのってイイ！

こちらはメバルこれで18cmあります