■ウミウシキングと爆釣行
日にち
天気
気温
ターゲット
4/12(水)
14℃

メバル

場所
潮流
水温
千葉県木更津
大潮
-

釣行記

0:00〜3:30

平日だが、友人のチョグから電話があり急きょメバル釣りに行くことになった。チョグと釣りに行くのは実に2年半振り。二人とも翌日は仕事だが、都合のいいことにどちらも午後からだったので安心して出発。

チョグが『最近、俺と釣りに行くと釣れない』という伝説ができつつありあるというので、それならばと一番実績の高い港へ直行。平日なのでもちろん釣り人はいない。ここなら坊主はないでしょうと開始するが……ハテサテ、さっぱりアタリがない。
「おかしいなぁ」
探れども探れども、まったくアタリがない。
「おかしいなって言うなよ」
他の人と行った時によく聞く言葉らしいので、この手のセリフには敏感になっているようだ。
それにしてもまったくアタリがない。
「こんなハズじゃなかったんだけど……」
「……」
この時期のこの港は、入れぐいになることが多いのですが、潮のせいでしょうか? みんなタタキ過ぎでしょうか? まぁ、もともと釣り人の多い釣り場ではありますが……。
と、チョグがなにかを釣り上げた。
……定番のウミウシです。底を引きすぎですね。
ポイントを変えると、今度はウミウシ一荷! 繁殖期なんですかね? その後もまたウミウシを2尾釣るチョグ。あっという間に計5尾です(笑)。こんなにウミウシを釣る人は初めて見ました。これはもうウミウシハンターを通り越して、ウミウシキングの称号決定です。

アタリのないまま1時間が経過。
「場所を移動しようか」
当初の帰宅予定時刻を考えると釣りができるのは2時間くらいだったので、場所の移動は痛いなぁと思っていたが、ここで粘っても無駄そうなので移動することにした。
移動する、のはいいのですが、昼間気温が急に上がったためか、気がつけば周囲は濃いキリに包まれていました。視界はヘッドライトの先までありません。当然普段の半分以下のスピードで走らざるを得ません。明日仕事で時刻が2時近くてこんな天気ですが、どちらも帰ろうとは言いません(笑)。
次の港へ到着。あたりは深い霧に包まれ、オレンジ色の外灯が空気中にほのかに反射して、ホラー映画さながらの雰囲気。どこからメバル半魚人がでてきてもおかしくない状況です。
とりあえず第一投。
ブルブルっ
あ! アタリ!
しっかりとのせてフッキング! 本日待望のメバルです!
「釣れたよ〜!」
直後もアタリがあったので、チョグを呼んで「あそこでアタるから」と場所を譲る。その間に他の場所を探るが、かなりの確率で藻が絡み、釣りにならない。さっき釣れた場所にもどると、チョグがいない。釣れなかったようで移動したようだが、キャストしてみるとブルブルっとアタリが。
そのまますんなりフッキングして1尾キャッチ。その後すぐにもう1尾キャッチできたので、再びチョグを呼びに行く。
チョグがキャストするが、釣れません。自分も投げたかったので、二人でポイントを移動。右と左に分かれて釣り始めると、ここでも一投目でヒット! それどころか小型ばかりですがワンキャストワンバイト状態。ひさしぶりに魚の感触をたっぷり堪能しました。
これならばチョグも釣れてるんだろう……と思っていると、チョグがやってきて、
「ジグヘッドがなくなった。もう辞めない?」
「けっこう釣れた?」
「アタリはあるけど釣れない」
「こっちはほぼ入れ食いだけど?」
「マジで?」
そんな馬鹿な、というわけでまさかずがチョグのロッドにジグヘッドをセットする間、まさかずのロッドをチョグに渡す。すると、あっという間にチョグにファーストヒット。
「このロッドすぐ掛かるね。俺のはロッドがダメだ」
と、釣れないのを道具のせいにしだした。チョグのロッドを見ると、ウルトラライトと言っていたのでトラウトロッドと思っていたらバスロッドだった。確かに固めのロッドだが、掛からないことは無いでしょう?
「向こうでけっこうアタリあったから、これなら向こうでも釣れるんじゃないの」
と言うので、チョグが釣っていた方へ移動。しかし、数キャストした後、
「やっぱり向こうの方が魚いる」
と言ってまさかずがさっき釣っていた方に行ってしまった。
そんなことはないだろうと、チョグのロッドにジグヘッドをセットしてキャストすると、ワンキャスト目でヒット! それからもライントラブルが多々あり直すのに手間取ったが、ほぼワンキャストワンバイト状態(問題があるとすればロッドではなくリールとラインだろう)。トラウトロッドほど載せやすい訳ではないが、別に弾く訳でもなく、むしろチョグのロッドの方がダイレクトに引きが伝わってくるので面白い(まさかずは訳あって現在トラウトのスプーンロッドを使っている)。道具や場所のせいにしてしまうのはチョグの悪いクセだ。道具や場所を疑う前に、自分を疑うことも必要ではないだろうか?
しばらくするとチョグがもどってきたので、
「どう?」
「何尾かは釣れた。こっちダメでしょ」
「けっこう釣れるよ」
「マジで?」
目の前でも数尾釣ったので、道具と場所のせいじゃないってことがわかってもらえたんじゃないでしょうか?

思った以上に帰りの時間が遅くなってしまったが、チョグも釣果に大満足だったようなのでいい釣行となった。
バスロッドを使って思ったけど、やはりもうすこし固いロッドが欲しいなぁ。またメバル専用ロッド買うかな?


やっと釣れた……ってウミウシじゃん


なぜか一本バリでウミウシが2尾


ウミウシが4尾、ウミウシが5尾……


やっとメバルが釣れました


ロックフィッシュ特集

釣行結果

メバル(10〜16cm)……15尾くらい?
魚の値段

すべてチョグが持ち帰り

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