「仕事が暇なうちに釣りに行け」
最近の座右の銘がコレ。
ホントはやることあるんだけど、火曜から天気が悪くなるようなので、この日に釣りに行くことにした。

釣行先は山梨県東部。といってもいつも行く川ではなく、新規開拓が今回の狙い。さっそくアタリをつけた一本目の川へ向かう。
が、桂川Tポイントが近かったので向かってみた。朝イチはここで少し投げてみよう、と意気込んで行ったものの、明るくなってみれば大減水。前回ガンガンに流れていたところが、トロトロになっている……。あまりよさそうではなかったので、ちょっとだけやって移動。

アタリをつけた川へ向かう。車を脇に停めて川を覗き込むと……細いし浅い……。少し前後を見てみたが、多少深場はあるものの、ほとんどそこしか狙えない。かつ脱渓点がないので諦める。近くの谷筋の川は……入渓点がわからない。

諦めてナビで周辺を探すと、山を越えたところにも川があるので、そちらへ移動することに。ちょうどいい感じに橋の脇にスペースがあったので車を停めた。橋の上から見ると、小さい川だが、なんとかルアーを通すことはできそうだ。
さっそく橋から川へ降りるが、とにかく小さい。ところどころ深場があるものの魚の姿はナシ。一カ所、とても浅いところで一度だけチェイスがあったが、この川はこれにて終了。

どうするか悩んだ挙げ句、近くの川に目星をつけて移動。この川なら最悪山を越えて知っているポイントへ行けそうだし……。
というわけで、たいして期待はしていなかったが、桂川の支流ということに期待して移動するが……ここも小さくて釣りにならない。引き返すとだいぶ遠回りになるので山越え敢行。もう通りたくはないが、思ったよりはしっかりした道だった。

山を越えたところにも川が流れていたのだが、こちらも極小河川……。しかたなく山を降りたところにある川の、知っているポイントを見るがダメそう……。

気が付けば菅野川へ来ていた。事前情報では「魚がいない」とのことだったが、坊主だったことはないのでちょっとだけ釣ってみることに。１区間だけ釣るが、事前情報通り魚の気配はない。
時刻はまだ１０時前だというのに、見ただけの川も含めればここで７河川目。このあと桂川上流側の支流へ入るか、道志川へ行くか、もう一つのアタリをつけていた川へ行くか……迷った挙げ句、ヘルプデスク（笑）へ電話。
聞くと入ろうと思っていた支流はどうやらゴミが凄いようなので、（我慢できそうにないので）アタリをつけていた川へ行ってみることにした。

移動すると、大きな橋の下によさそうなポイントを発見！　降りてみるとなんと魚の姿がたくさん！　ん？　たくさん？　よくみればすべてウグイ……。
しかし、そこから先は渓相がよさそうなので、期待しつつ車で上流へ移動〜。さっそく入渓できそうな場所を見つけたので川へ降りる。
ちょっと釣り上がったところで、チェイス！　しかし、ワンチェイスでもう出てこない……。諦めて上流へ行くと、すぐ上でもチェイスがあり、このヤマメは激しいチェイスを数回したが、結局バイトせず。
意外と魚影の濃い川だなぁと思ったが、そこから上はまったく魚っ気なし。しばらく進むと先行者がいたので、納得……。
スタート地点まで戻って、今度は下流を少し釣ってみることに。全然魚っ気がなかったが、ちょっと降りたところに堰堤を発見。堰堤上からチップミノーをサスペンドさせると、下からヤマメが姿を現した。トゥイッチさせるとヒット！　今日初めてのヤマメゲット！
同じ場所で、同じようにもう一尾ヤマメをキャッチ。しかしどちらもチビっ子……。堰堤で……しかもサスペンドで……。ちょっと納得行かないが、釣れたことに納得することに。

一度車に戻って他の入渓点を探すが、これがなかなか見つからない。それらしいところはあるのだが、かなりの急斜面。ところどころ火サスを彷佛させる場所もある。単独釣行だし、携帯の電波も入ってないと来たモンだ。無理して降りてヘボいところでも怖いので、諦めて先へ進むことにした。

先に進むと、ナビにセットしておいたポイントが近くなってきた……が、川は浅く、流れは緩く苔むしており、とてもヤマメが釣れる川とは思えない状況。一目見ただけでここはパスして先へ進む。ふと、急激に眠気に襲われたので（睡眠ゼロで来てたからなぁ）、車を停めてしばし睡眠。

起きたあと、すこし移動して釣りができそうな場所を発見。ここでは短い区間でイワナが２尾釣れ、日暮れが近かったので納竿。
気が付けば釣りをしていた７〜８割は移動時間という、とんでもない一日でした。家に帰ると、走行距離も普段の２倍。さすがに疲れた。

ヤマメ（16cm）・・・２尾
イワナ（22〜27cm）・・・２尾

持ち帰りなし