今シーズンのテナガもついに大詰め、真夏の祭典『TENAGA FINAL ATTACK!』開催です。

夕方６時前にねこさんと合流して江戸川へ向かうと、到着後すぐに奥さんから連絡があり合流。３人でＴＦＡ開幕である。雨が心配されたが、天気はなんとか持ちそうだ。しかし、風が強く釣りやすいとは言えない状況。
開始早々、テナガ課長にオスのテナガがヒット。
「もう釣れたの？」
と驚く奥さん。まだ明るいため、完全なミャク釣りなのだが、風が強いため慣れていないとアタリをとるのは難しい。
しばらくして奥さんにヒット。暗くなりケミをつけると奥さん、ねこさんに連続ヒット。７時過ぎにウナギ部長としのさんが合流。
人数が多くなって来たので、散会して釣りをする。先ほどまでは好調だったが、少しアタリがとまってしまったようだ。
「２週間ぶりなんでわすれちゃいました」
ウナギ部長、めずらしく苦戦中の模様。
スタートから参加予定だったテナガ係長がまだ来ていないので電話をしてみると、すぐ近くにいるとのこと。しばらくするとジ・Ｏのエンジン音とともにテナガ係長が表れた。
「道がめちゃくちゃ混んでました」
少したって、昼に「遅くに参加できるかも」とメールがあっただっちーさんが登場。
ここから一部で宴会開始。素揚げ道具を持ったyaga室長が来るまでに食べるテナガをたくさん釣ってほしいのですが、あたりはまったりムード。

そうこうしていると、ミネバ様、ハマーン様らネオジオン軍をひきつれたyaga室長と藤野さんが到着。この時点で二人のお子さまを入れて１１人です！　予想以上のこの人数にはちょっとビックリ。
ハマーン様、本日もやる気満々、テナガ係長の釣り竿を奪い、釣り開始。前回ほどではないものの、やはりニュータイプ、テナガを釣り上げます。すると、ミネバ様が、
「あっちでりょーくんがアメリカナマズ釣ったって」
なに？　ナマズ？
どうやらウナガ−狙いのテナガ係長の竿にナマズがヒットした模様。
早速駆け付けると、頭はナマズ、後ろは鯉、これな〜に？
ナンデスカ、この魚？　昔、初めて東京湾で釣れたギマを見た時と同じ感覚である。
だっちーさんが、
「触らない方がいいかもよ」
と言ったのが正解、あとで調べたらギギという魚のようで、刺に毒がある可能性があるそうだ。そもそもこの魚、関西以南にしか棲息していなかったのが、アユの稚魚放流に混じって全国で見られるようなったらしい。こうやって人為的な理由で生態系が変わっていく一面もあるんだなぁ。

そろそろいい時間なので、本日のメインイベント、テナガエビの素揚げタイム！　yaga室長、とても準備がいいです。
当のテナガは残念ながら小型ばかりだが、美味しいのはこのくらいのサイズ。 テナガボックスを鍋のそばに寄せ、生きたまま油に投入！　この時は全員集合！　そして避難！（笑）
じゅわ〜っと音をたて、あっというまに朱色に染まるテナガたち。あたりにエビの香ばしい臭いが充満して、とてもいい感じです。
油に火がつく（笑）というトラブルもあったものの、テナガエビは大人気であっという間になくなった。来年はこの時までにそれぞれいろいろな魚を釣っておいて、１０目バーベキューとかってどうですかね？　アオリイカ、ヤマメ、イワナ、シイラ、アジ、サバ、キス、えぇ〜っと後は……来年のお楽しみです！

素揚げを終えて第二ラウンド開始。ポツポツとですがテナガはあがります。
ウナガ−はその後は流されて根掛かりばかり。
「パパ、エサないよ！」
「エサがアルマゲドン」
「……」
となりでは仲睦まじい親子の会話も聞こえてきます。ほんと、テナガって最高ですよね（汗）。
夜も更けて、ひとり、またひとりと帰っていく参加者たち。
それでも最終組は夜中の２時近くまで釣り続け、今年のシーズンは幕を閉じたのであった。
「来年はもっと早くからやりましょう」
口々にそういう声が聞かれたので、来シーズンは５月の連休が明けてから隔週末大潮の夜はテナガーディに決定！
みなさん、また来シーズン江戸川でお会いしましょう！
今年会えなかった方も来シーズンお待ちしております。

すっかりテナガーサイトと化した当ページも、これで来シーズンまで元に戻るのかな？

テナガ係長が釣った魚。調べたらギギと判明。刺に毒があるかも知れないそうなので、触らなくてよかったです

テナガ室長の道具で素揚げ開始。プチバーベキュー気分です

いい感じに揚がります。あたりにエビの香ばしいにおいが広がります

シロッコ様のウナガ−狙い第一投目に来た

テナガエビ（5〜15cm）・・・１００匹以上
マハゼ（5〜10cm）・・・たくさん
ギギ（27cm）・・・１尾

みんなで食べました