金曜昼、夜テナに行くつもりだったので、yagaさんとりょー師くんにメールをしてみた。すると、りょー師くんから異様に早い返事が来た。
どうやら、土曜日に釣りに行く予定だった相手が風邪で寝込んでしまい、どうしようかと思っていたところにタイミングよくメールが届いたらしい。ということで今晩はりょー師くんとテナガに。
買い物を済ませ、ポイントに着いたのはすでに真夜中。今日も酒持参である。ポイントへ向かう途中、ポツポツ雨が降って来たが、河原に着く頃にはやんだ。
今日は潮がかなり満ちていて釣りやすそう。だが水面にうねりがあり、アタリはわかりにくそう。
開始早々、さっそくりょー師くんにすぅーっと動くアタリが。
「おおぉ〜、釣れた〜!」
なんなくキャッチ。
まさかずにはダボハゼがヒット。
「それがダボですか」
「ダボはリリースです」
りょー師くんは、それからも適度にテナガをキャッチ。 しかし、そこからがテナガの難しいところ、なかなか載らなくなって来た。
「なんか根掛かりしたみたいな重みがあるんですけど」
「間違い無くマグナムだよ!」
「あー、載らない!」
ついに、りょー師くんにマグナムのアタリが来た。この重いアタリは、経験しなければわからないだろう。本当に重いのだ。
「あ〜! 離しちゃった!」
そんなりょー師くんをしり目に、まさかずにマグナムに近いサイズのテナガがポツポツあがる。
「また離された〜」
同じところにいるマグナムに翻弄されるりょー師くん。何度か離された後、目の前でヒット。すぐに上がってしまったので引きは楽しめなかったようだが、
「重さが全然違う!」
上がって来たのはまぎれも無いマグナム。興奮気味のりょー師くん。
その後、すーっと沖へケミが移動するアタリがあり、これは引きも楽しめたようだ。上がって来たのは待たしてもマグナム。
「これはハマりますね〜。いけない遊び覚えちゃった気がします」
マグナムの引きにすっかりハマったりょー師くん。まさかずにも、グン、グンと大きなアタリ。ばしゃばしゃと音をたてて上がって来たのは、過去最大のマグナム!
手を伸ばすと手のひらからはみだすくらいの大きさ。21.5cmのぷっくり太ったテナガエビ。
それからもマグナムがポツポツ釣れ、ダブルマグナムヒットもあった。
気が付けば夜も空け、あたりは明るくなっていた。明るくなってから少しの時間はジャンテナが釣れたが、その後はメスばかりになり、しだいにアタリがなくなった。
時間が時間なので納竿。テナガはやはり暗い方が楽しい。