テナガー番長がテナガエビを釣るついでに取材市川へ釣りの取材に行くそうなので、まさかずも行ってみました。
昨晩もテナガ釣っていたので、ちょっと遅めの出発。付いたら、もう釣りは始まっていた。
某編集部のH兄も来ていて、こちらも別件(?)で取材。まさかずもお二人とナーチャリングコミュニティーというイベントで釣りに来ていた小学生に混じって釣りをしてきました。
このイベント、親子の釣り大会だったようで、参加者はなんと250名! 市川のケーブルテレビも取材に来ていました。
クソ生意気なガキども可愛い小学生達にあしらわれる番長……。今どきの小学生恐るべしでした。番長、しまいには財布もとられてました(笑)
しばらく釣っていると、母子を連れたおじいさんがやってきて、
「ちょっとここで釣らせてくれるかな」
「どうぞ」
てっきり、親子に釣り方を教えるのかと思いきや、延々20分くらい、江戸川で見た土左衛門の話(!)をしてました。お母さんも子供もなんか気の毒でした(おじいさんは肉親ではなくただの他人のようでした)。
そのおじいさんがいなくなったころH兄がもどってきて、子供の仕掛け等をチェック、なんとか一匹だけ釣らせてあげることができました。
釣り大会終了後、テナがエビ料理の話をしていて、
「テナガエビちりはダメでした」
とH兄。そこで、先日Tさんに聴いたテナガエビせんべいの話をすると、
「マジですか? 聴いたことないなぁ。やってみて下さいよ」
ということで、テナガエビせんべいに挑戦。ネットを見ても載っていないので、おそらく世界初と思われます。
Tさんに聴いたテナガエビせんべいは、生のテナガエビを数匹フライパンの上において、木のフタでぎゅ〜っとするものらしかったのですが、H兄や番長、H嬢も口をそろえて「残酷!」というので、つなぎを使うことにしました(サイズがでかいのは潰すの大変だろうし)。
市販のエビセンの成分表を見たら、でんぷん粉と書いてあったので、つなぎは片栗粉を使うことで決定。
エビはでかいのと小さいのに分け、デカイのはミンチに。生のままフードミルにかけるのは抵抗があったので、レンジでチン。
ただし、ここでものすご〜く嫌な臭いが……。ヘドロの焼けたような臭いです。この段階ですでに引いてます。
フードミルにかけると……ドッグフードのような、コマセのような臭い……なんかホントに不安になってきました……。
できたペーストに片栗粉、塩をだし汁で溶いていく。
ホットケーキミックスくらいの粘度(?)になったら、油を少し引いたフライパンに適量載せる。
小さいエビを上に載せて、ひっくり返し……。
木のフタでぎゅ〜!
あら不思議? さっきまでのゴミのような臭いが嘘のように、香ばしいエビの香りがしてきました。
表裏焼いて完成。
食べてみると……普通にえびせんでした! 臭いに負けて塩をちょっと入れ過ぎたようで、かなり塩っぱいです。
ちょっとめんどうですが、美味しいおやつが出来上がります。
かわったテナガの食べ方をしてみたい方はぜひやってみて下さい。