■渓流ハシゴ、そこで待っていたのは……
日にち
天気
気温
ターゲット
4/29(金)
12℃

ヤマメ・イワナ

場所
潮流
水温
山梨県東部周辺
-
11℃

釣行記

5:30〜9:00
11:30〜14:30
15:30〜17:00

先週に引き続き、yaga氏との釣行。今日は他に leche氏、たかたか氏が同行。現地に到着すると師匠、丸氏、ブルー氏、山氏がすでに川へ降りており、総勢8名と大人数になった。

師匠達が上流へ行ったので、我々は川を下ることにした。開始しばらくは魚の気配がないままキャストを続ける。しかし、少し下ったところで渓流初挑戦のたかたか氏に待望のヒット! ヤマメだ。その直後、まさかずにもチェイスがあったが、バイトにはいたらず。何度かチェイスしてきたが、反応がなくなったのでポイント移動。すると、すぐにチェイスがあった。次の一投でヤマメがヒット。写真を撮ろうとしたが、逃げられてしまった。その後すぐにleche氏にもヤマメがヒット。
しかしそこから後が続かなかった。しばらく下流へ下っていくも、魚の気配は全くない。釣り人も全然いない。上流へ行った師匠達も芳しくないらしいとの連絡があった。下流に掛かる橋まで行き着いたところでスタート地点へ引き返す。すでに車に戻っていた師匠達は4人で1尾という厳しい釣果。こちらはyaga氏が3尾釣ったが、他は1尾ずつという釣果。
ここで師匠達と別れ、まさかず達は上流へと移動。今回も睡眠ゼロできていたので、ここでまさかずはダウン。車の中で睡眠……。みんなが戻ってきたので釣果をきくと、yaga氏が3尾、他はゼロ。やはり上流も厳しい。

川を移動することにして車を走らせる。今日はとにかく気温が高い。途中のコンビニで、leche氏が缶ビールを買って(yaga氏を除く)みんなに配ってくれた。汗をかいたので、ビールがとてもうまかった(leche氏は4本?飲んでいた!)。
前にまさかずが入ったことのある川の上流に入ることにして、入漁券を売っている店を探すと、ちょうどいいタイミングで見つかった。車を入漁券を売っていた店の駐車場へ入れて(とても親切なおじいさんで、自分の敷地内に駐車させてくれた)スタート。
yaga氏とたかたか氏が上流へ、まさかずとleche氏は下流へ向けて開始。開始直後、イワナらしきチェイスがあった。2度ルアーを追い掛けて出てきたがそれ以上は出てこなかった。
しばらくブロックが入った瀬が続いたが、その下にいい感じの淵があった。ここは間違いなくいるだろう。クロスではルアーを引く距離がないので、上流側からダウンキャストで投げる。淵の中心へルアーを通した時に、キラリと水中で魚体が光るとともにググッという当たりがロッドに伝わってきた。23cmの綺麗なヤマメだ。この川では初のヤマメである(前回はバラシも含めて全てイワナだった)。
次の落ち込みもいかにも魚が居そうなところで、leche氏が一投目でヒットするがバラシ。まさかずはここで小さなイワナをキャッチ。その後、下流で目の前の岩からイワナが出てきてバイトしたが、あまりに突然すぎてアワセをできずにバラシ。同じところにルアーを数回通すと、再び同じ魚が出てきてバイトするがまたバラシてしまった。

ここでyaga氏から連絡があった。上流はたかたか氏がニジマスを1尾釣ったのみで厳しいらしい。まさかずたちが釣っているところへyaga氏とたかたか氏が合流。たかたか氏がやってきた時に、流速のある連続落ち込みの中からまさかずがヤマメを一尾キャッチ。しかし、そこから下流へ向かう途中はまったく魚の姿は見られなかった。
下ったところに堰堤があり、下を見るとyaga氏が立ち止まっていた。3人でyaga氏の元へ向かうと、尺はあろうとても綺麗なイワナをキャッチしていた。
それに感化されたのか、たかたか氏が気合いを入れて堰堤下へ向かう。まさかずは下流へ移動していったがアタリなし。下流の脱渓ポイント近くでひとり休憩していたが誰もやってこないので、yaga氏に電話をかけてみると、魚が出ないのと疲れたのですでにみんな車へ戻っているということだった。そうとは知らずにどんどん下流へきてしまっていたので、下流の脱渓ポイントで、車で拾ってもらうことにした。

再び川を移動。次の川は師匠達が昼から入っており、ヤマメ3、イワナ1の釣果をあげているとのことだった。川に着いて電話をかけてみると、全体的にはどうやら厳しいらしい。入ったポイントを聞くと、下流のポイントだったので、まさかず達は上流のポイントへ入ることにした。電話を切って川を見ると、驚いたことにヤマメの姿が多数見られた。試しにyaga氏がキャストすると、激しいチェイスがあり、leche氏はヤマメがヒットしたがバレてしまった。
それを見て興奮しながら川へ降りてキャストすると、なんと1投目でイワナがヒット! leche氏とyaga氏にもバイトがあったがバラシてしまったようだ。yaga氏が上流へと向かっていったので、まさかずは下流へ釣り下ることにした。下るとすぐにイワナらしきチェイス。ヒットできなかったが、すぐ下の落ち込みでもヤマメのチェイスがあった。恐いくらい魚影が濃い。そこから少し降りたところではヤマメがヒットした。
一度車へ戻り、師匠に電話をかける。こちらの好調を告げると、今はみんなバラバラになっているので、合流したらこちらへ向かうとのことだった。しばらくすると、師匠達がやってきた。
ブルー氏がまだ釣っていないということだったので、一緒に下流のチェイスがあったポイントへ向かった。
「あそこにイワナが居ます」
そう告げると、ブルー氏がいいところにキャスト。数投した時に、岩影からイワナが出てきてルアーにアタックをかけた。が、ブルー氏のルアーを引く速度が速すぎて、イワナはバイトすることができなかった。
「今すごく惜しかったですよ!」
「そうなんだ、見えなかった」
ブルー氏は偏光グラスをかけていないので、今のチェイスが見えなかったようだ。 話しながらキャストをしていると、今度はヤマメがバイトしたが、残念ながらヒットすることはできなかった。
そこから下ると、河原に何かの骨があった。なにか、といってもかなりの大きさだ。鹿? まさか人・・・?
「あれ何の骨かな・・・。ここから先へ行って大丈夫かな? 俺ら食われない?」
「大丈夫じゃないですか・・・?」
などと話していると、ブルー氏が、
「うわっ!・・・牛の頭があるよ、牛だ!」
というので見てみると、確かに流れの中に牛の頭があった(牛ではなく馬?)。
「踏んづけるところだったよ」
「なんですかね。もしかして熊がいるんでしょうか?」
「そうだよ、熊だよ。どっかからこっち見てるんじゃないの?」
言われた途端、背後が気になって振り向いてしまった。静まり返っているだけで、なんとなくあたりの景色が不気味に見える。近くに動物の姿は見られないが、熊がいるかも知れないと思うとちょっと落ち着かなかった(と言いつつ気にせずに釣りを続けたけど)。

魚の気配がなかったので上流へ引き返し、さっきチェイスがあったポイントにルアーを通すがもうチェイスはなくなっていた。そこから上流へ上がったところで、ブルー氏にヤマメのチェイスがあったが、残念ながらこれもバイトしなかった。ここで時間切れ。納竿である。もう少し早い時間からこのあたりで釣っていればきっとキャッチできただろう。


放流一週間後だが、魚の数は少なかった


本日2尾目のヤマメ。狙ったところで出る魚ほど嬉しいものはない


ヤマメが出たポイント。ブロックが続いた後の淵なので期待どおりだった


ルアーを投げやすいポイントが連続していた


流れの早いところで掛かったので、取り込むまで楽しめた


yaga氏がキャッチしていた尺オーバーのイワナ。これが釣れればそれだけで今日は満足だろう


移動した川は、思いのほか魚影が濃かった

釣行結果

ヤマメ(17〜23cm)・・・4尾
イワナ(15〜18cm)・・・2尾
魚の値段

ヤマメ1尾・・・1200円(お土産に3尾持ち帰り)

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